小豆島バイクツーリング2001

仕事のついでに…

2001年に仕事のついでに行ったバイクツーリングです。写真を見て分かる方もいるかもしれませんが、小豆島です。一年前の北海道に比べるとスケールは小さいですが、灯台下暗しになっていたオリーブの島、我が地元である小豆島を紹介いたします。

昨年の北海道に続き今年も一度はどこか遠くに行きたいなー!とか思っていて九分九厘沖縄バイクツーリングを計画していましたが、いろいろな事情があり断念することになりました。昨年の年末にNEWバイクを購入し、かなりお気に入りなだけにどうしてもとにかくツーリングがしたい。バイクは生活の足として認識していて、ツーリングに行く人達の心理が分からなかったほんの1年前に比べると人間変われば変わるものであります。今回小豆島に結局行くことになったのは、以前働いていた某小学校からちょっとしたことを頼まれ、その仕事のようなものが一日で終わるかどうか微妙だったのでこうなったら自分のバイクで野宿を覚悟で行き、1日で仕事が終われば2日目はツーリングが出来ると思ったからです。

という訳で、2001年のツーリングの始まりです。6月1日の朝、やはり荷造りに少し時間がかかったが家を出てフェリー乗り場に向かう。実はこの時オープンしたばかりのサンポート(高松港)から小豆島へ向かうのである。手順が分からなかったら困るので少し早めに行き、無事に乗船することが出来る。一時間程で小豆島の土庄港に着く。仕事をする小学校までは15分くらいだ。今まで仕事で来た事はあったが遊びで来るのは中学か高校の時以来だ。しかも当然ながらバイクで来るのは初。

なんとか仕事を終わらすことが出来た。ここで父から電話が、なんと父の会社の保養所が無料で使えるらしいのだ。野宿しようと考えていただけにありがたかった。場所は岩ヶ谷というところでここから言うと島の真裏にあたるところだった。保養所を見つけるまでにかなりの苦労と時間を要したが、なんとか一晩泊まることが出来た。

マルキン記念館

6月2日。昨日に続いてすばらしい天気である。意気揚揚とバイクに乗り込み出かける。少し戻ることになるが、まずは大角鼻燈台へ向かう。実は地図とかを持たずに来た。相変わらず旅をなめていると言われても仕方がない。
途中でマルキン醤油に立ち寄り、しょうゆソフトなる食べ物を食べる。が、ほんとに立ち寄っただけ。近くには二十四の瞳のなんか色々あるみたいだが、興味無し。

大角鼻燈台

そのあと大角鼻燈台。あっこれが?という感じ。あっという間である。北海道に比べてスケールが小さいかな?それにしても今回のツーリングで感じることは、やはりアメリカンなバイクではワインディングは駄目だなってことでした。ちょっと車体を倒すと簡単にサイドステップを擦ってしまいすごくびっくりする事がこの日度々あった。

寒霞渓

次は半島を一周して福田港の方へもう一度戻り、寒霞渓へ向かう。ここ小豆島でも今日は土曜日という事もありライダーが多数見受けられる。つい北海道の時のくせで手を振るが半分も返事が返ってこない。寂しい限りである。が、この日最後まで手を振りつづけた。そして寒霞渓に到着する。が、別段何もない。その後、銚子渓にも軽く寄るが大した事ない。その後ガソリンスタンドに寄り、もう一度寒霞渓の方へ戻る。
寒霞渓の方へ戻るのは、大部港の方へ向かいたいためだ。海岸線を走るのはとても気持ちがいいので大部を目指した。途中、四方指展望台というところに寄った。草壁港が正面にそして四国の方向の瀬戸内海が一望出来るところだった。四方指と言う名前通り、一応本州方向も見渡すことが出来た。道中サルがたくさん道に出てきていた。慣れているので(サルの方が)走っていて危なくは無かった。

大阪城残石記念公園

記念講演の石碑

すぐに大部港に出ることができ、ずっと海岸線を土庄に向けてバイクを走らせていると、大阪城残石記念公園という所があり、トイレついでに寄ってみた。入場は無料だったのでさらに中へ。なかなかそれなりに面白かったが、インパクトに欠けていた。

京都からのライダーがいたので目が合いついでに軽く挨拶してみたが、レスポンスは無い。全然ダメ!

大阪城に使われるはずだった石

おわり

という訳で、この後そのまま土庄港へ無事到着。感想としてはやっぱ狭いですね。思いっきり島を走っている!って感じです。それと僕はたまたま地図が無くて走っても難なく問題はありませんでしたが、結構道案内の標識が不親切と感じました。それと観光案内所的な所があまりにも不足していると思いました。でもとりあえずとても近いところに結構いい所があるってことでまた暇とお金が不足している時にふらっと来たいなーとか思いました。

さて次はどこへ行こうかな?